2011年11月17日木曜日

第180回東海病院管理学研究会のご案内

第180回東海病院管理学研究会

東日本大震災の体験から看護と看護管理を考える


2011年3月11日 東日本大震災は、日本における観測史上最大の規模、マグニチュード9.0を記録し1万5,782人死者(2011/9/11現在)と6,434人の行方不明者を出し、東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害をもたらした。医療機関も津波に飲み込まれ、もともと医師不足といわれていた東北地方の医療や福祉に大きな変化をもたらした。 関東地方の病院においても、震度5-6の地震と、続く余震の中で、電気、ガス、交通網などライフラインの停止の中で、患者の安全を確保することはもちろんのこと、看護スタッフの安全を確保、帰宅できなくなった医療スタッフや家族の安全への配慮、今後の病院全体の安全への対応が迫られた。大矢根氏から、災害時の避難者の実相と看護の視点で、芳賀氏から、震災時、三日以上止まったライフラインの中での対応の実際を、白井氏から、今後、起こるかもしれない東海沖地震への対策をご報告いただき、看護と看護管理について考えたい。

Ⅰ.講演
1.「災害時の避難者の実相と看護の視点」  
大矢根淳(専修大学人間科学部社会学科・教授:災害社会学)

2.「東日本大震災の体験と看護」
芳賀百合子(日製日立総合病院・総看護師長)

3.「東海沖地震を予測した病院の医療安全対策」
白井麻希(半田市立半田病院・看護局長)

Ⅱ.総合討論

司 会:勝山貴美子(横浜市立大学)、内藤道夫(藤田保健衛生大学)
日 時:平成23年12月6日(火)午後1時30分~4時30分
場 所:愛知県立大学サテライトキャンパス(ウインクあいち・15階)
    (〒450-0002愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38, TEL: 052-571-6131)
参加費:本研究会個人・団体会員無料、会員外2000円

参加を希望される方(個人会員を含む)は、事前参加登録ページから、またはFAX・ハガキ・電子メールのいずれかで、①所属施設・部署名、②参加者氏名、③連絡先TEL・FAX 番号 メールアドレスを、下記事務局までご連絡ください。(登録完了のご連絡はいたしませんが、会場収容人数の関係上参加をお断りする場合のみ、お申し込み後5日以内にご連絡致します。ご了承ください。)

*本例会は、「医療への信頼向上を目指した学際的医療連携チーム構築 のための基盤研究」(科研C, 研究代表 勝山貴美子, 課題番号22592400 )と共催です。