2016年10月11日火曜日

第199回研究会のご案内

第199回 東海病院管理学研究会ご案内
事前参加申し込みはこちら(11月1日まで)

病院情報システムにおける最近の話題
― 中小病院への普及と大病院での発展を求めて ―


 日本における病院情報のシステム化は1970年代の部門システム導入期から始まり、現在では第4世代(地域医療連携ネットワーク展開期)に至ったと言われている。JAHIS(保健医療福祉情報システム工業会)の調査では、電子カルテの導入率は900床以上の病院で91%、400床以上の病院では70.1%となっている。しかし病院全体の導入率は27%に過ぎない。今後の電子カルテの問題は、①中小規模の病院への普及と②400床以上の病院の電子カルテをどのように発展させるかであろう。今回の研究会ではこの2つの問題について、事例を紹介しながら、皆様と活発に議論したいと思います。電子カルテの導入・更新を計画している施設の方の参加を期待しています。

Ⅰ. 講演
「当院の電子カルテ導入の準備と今後の課題」
  飯田 邦彦(医療法人 尚徳会 ヨナハ総合病院 副院長)
「診療記録文書統合管理システム(DACS)の導入効果」
  加藤 彰裕(社会医療法人 宏潤会 大同病院 事務局部長)
「ネットワーク化される電子カルテ~Web型カルテ導入の経験~」
  佐藤智太郎(国立病院機構 名古屋医療センター 医療情報管理部長)

Ⅱ. 総合討論

司 会:村田幸則(藤田保健衛生大学)、宮治眞(名古屋市立大学)
日 時:平成28年11月5日(土)午後2~4時50分(1:30受付開始)
場 所:愛知大学 名古屋キャンパス 講義棟8階 L808教室
名古屋市中村区平池町4-60-6(名古屋駅 徒歩10分、ささしまライブ駅すぐ)
参加費:個人・団体会員無料、会員外2,000円

事前参加申し込みはこちら(11月1日まで)