2021年7月31日土曜日

第217回研究会のご案内

 第217回東海病院管理学研究会のご案内
(共催: 日本医療・病院管理学会 第396回例会)

申込みはこちらから
(事前申込が必要です 8月27日まで期限を延期しました)

新型コロナ対策で浮上した病院間の機能調整と
国・自治体病院の役割再検討


新興・再興感染症には、医療に余力・余裕がないと対応できず、常に高度急性期・急性期の患者で満杯の状況では、患者の移動や病室の確保や人的配置などが足りなくなってしまいます。一方で平時から感染症対応のために病床を確保しておくとすると、効率的には難しい部分が出てくるので、平時と有事のバランスをどうとっていくのかが、中・長期的な人口減も見据えて地域医療構想の大きな課題となっています。今回の例会では、この直面する大きな課題解決のヒントをお示めし頂ける著名な相澤病院理事長の相澤孝夫先生を講師にお迎えして、混沌とした病院経営の閉塞感を打破する施策を皆様と考えたいと思います。今回もオンラインによる例会となりますが、この貴重な機会をお見逃しなく、ぜひご参加頂きますようご案内申し上げます。


演   者: 相澤 孝夫(社会医療法人財団 慈泉会 理事長)

司 会: 山内 一信 (東海病院管理学研究会 会長)
日 時: 令和3年8月29日(日)14時〜16時(開場予定13時40分)
場 所: オンライン開催(Webex)
参加費: 東海病院管理学研究会/日本医療・病院管理学会会員 無料
    その他 2,000円

【認定単位の取得(予定)】

・日本医師会生涯教育制度単位(2時間)
・日本医業経営コンサルタント協会継続研修認定
・日本薬剤師研修センター研修認定制度(2時間)
・社会医学系専門医制度K単位2単位

参加登録が必要です。https://tokaiha217.peatix.comから、Peatixをご利用のうえお申し込みください。登録が困難な場合は、事務局までご相談ください。8月27日(金)あるいは定員に達しましたら、参加登録を終了する予定です。

なお、チケット発行設定の都合上、定員に達した後あるいは事前登録の期限後に参加を再募集することもあります。ご了承ください。

2021年3月22日月曜日

第216回研究会のご案内

 第216回東海病院管理学研究会のご案内

事前参加申込はこちら(Peatix)
(3月29日23時59分まで )
事前参加申込が必要です。当日申込みはありません。
定  員:90名(お申込状況により、定員数を変更する可能性があります。定員に達している場合は事務局までお尋ねください。)

地域医療連携情報システムの前進に向けて
― 地域医療連携“あじさいネット”に学ぶ -


日本情報経営学会「医療・介護・福祉サービス創造のための地域医療連携情報基盤に関する研究」プロジェクト 共催/響創塾 協賛

「地域包括ケアシステム」が推進され、医療提供は「病院完結型」から「地域完結型」へと変わる中で、医療連携情報システムの開発が全国でなされてきました。しかし、日経新聞(2019年3月15日)は、「公費530億円投入も利用者1%」という見出しを付け、医療連携のための情報共有が進んでいない現状を伝えています。
 多くの医療連携情報システムが頓挫する中で、17年の歴史のある長崎地域医療連携ネットワークシステム「あじさいネット」の普及・発展にご尽力されている長崎大学病院の松本武浩先生よりご講演して頂く機会を得ました。「どうすれば医療連携情報システムが利用されるシステムとなるのか」について、ご参加の皆様と共に考えて行きたいと思います。

Ⅰ. 演者紹介
前田 瞬
(活水女子大学 准教授)

Ⅱ. 講演「質の高い地域完結型医療のための地域医療情報ネットワーク
   ~あじさいネットはなぜ、いまだに成長・発展しているのか?~」
松本武浩
(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 医療情報学 准教授/長崎大学病院病院長補佐 医療情報部副部長/NPO法人あじさいネット理事)

Ⅲ. 指定発言
八鍬幸信
(響創塾 共同代表・札幌大学 名誉教授)
山内一信
(東海病院管理学研究会 会長・名古屋大学/藤田医科大学 名誉教授)

司 会: 村田幸則 (藤田医科大学 医療科学部 助教)
日 時: 令和3年3月31日(水)18時〜19時30分(開場17時30分〜)
場 所: オンライン開催(Webex)
参加費: 東海病院管理学研究会会員・共催協賛団体無料/その他 2,000円 

事前参加登録が必要です。https://tokaiha216.peatix.comから、Peatixをご利用のうえお申し込みください。登録が困難な場合は、事務局までご相談ください。3月29日あるいは先着90名程度に達しましたら、参加登録を終了する予定です。状況により、再販売等を行う可能性もあります。

2021年1月14日木曜日

第215回研究会のご案内

 第215回東海病院管理学研究会のご案内

事前参加申込はこちら(Peatix)
(2月19日 18時00分まで )
事前参加申込が必要です。当日申込みはありません。
定  員:90名(お申込状況により、定員数を変更する可能性があります。定員に達している場合は事務局までお尋ねください。)

ポストコロナ時代の病院管理の変革の必要性

~ 建築と運営の今後のあり方を展望 ~


コロナ禍は、これまでの生活や働き方、制度や仕組み、そして建築や都市のあり方に大きな変革をもたらしつつある。病院の運営管理や建築・設備にも新たな提案と実践が求められている。

病院においては、感染症患者とそれ以外の患者やスタッフがどのように安全に共存できるかが大きな課題である。感染症対策としては、ソーシャル・ディスタンシングによる対人距離を確保することや、物理的空間としても空気環境としても病院内でゾーンを分離することが有効である。

一方で、いまも病棟では多くの患者が共同で生活し、スタッフは診察や介護のために多くの患者に接している。スタッフも病棟のセンターにて密集して業務を行い、病室から病室へと忙しく巡り歩く。外来診療部門も中央診療部門、検査部門でも毎日多くの人々が接している。
既存の病院で、非常時の診療・看護体制の変化に応じた感染症対応の病室確保ができる病棟計画がなされていたり、個別の病棟や病室を空気環境として陰圧にできたりするような事例は数少ないだろう。

いま必要なことは、各病院の管理者が、非日常的な対策からウィズ・コロナの日常(ニューノーマル)に向かうことを見据え、病棟や病室の現状配置がゾーン分離に対応できるのか、病院内の患者・スタッフが適切な距離確保や感染防御対策ができているのか、適切に計画通りの外気導入がなされているか、(省エネ対策で)運用上絞った外気量に対して適量が確保されていることを確認したか、といった様々な視点から、自らの病院を真摯に把握し見直すことである。そして、新たな働き方、新たな滞在の仕方に沿った環境づくり、設備環境に沿った病院の計画とその運営を見直していくことであろう。

今回の研究会では、病院管理(ファシリティマネジメント)の観点から東京大学名誉教授の長澤泰先生に基調講演をお願いし、医師の立場で岐阜大学医学部教授の馬場尚志先生、さらに建築設計者の立場から久米設計の高橋創氏の講演をお願いし、参加者とともに議論を深め展望を見出す研究会としたい。

趣旨説明
谷口 元
(名古屋大学名誉教授)

基調講演 コロナと病院のファシリティマネジメント(仮)
長澤 泰
(東京大学名誉教授、工学院大学特任教授・名誉教授・共生工学研究センター長) 

講演1 感染制御の課題と病院建築 ~“withコロナ”とともに将来を見据えて~
馬場尚志
(岐阜大学医学部附属病院生体支援センター 教授・センター長)

講演2 コロナ禍での病院における設計対応とこれからの病院計画(仮)
高橋 創
(株式会社 久米設計 設計本部 医療福祉設計部 統括部長)

質疑応答

司 会: 恒川和久 (名古屋大学 工学部 准教授)
日 時: 令和3年2月20日()13時〜16時(受付12時30分〜)
場 所: オンライン開催 *配信方法は後日連絡
参加費: 東海病院管理学研究会会員ならびに日本医療・病院管理学会会員 無料/その他 2,000円

配信方法等は、後日(2月15日頃)事前申込みをされた方にメールで連絡いたします。

定  員:90名
(お申込状況により、定員数を変更する可能性があります。定員に達している場合は事務局までお尋ねください。)

事前参加申込はこちら(Peatix)
(2月19日 18時00分まで 延長しました
事前参加申込が必要です。当日申込みはありません。