2017年11月8日水曜日

第203回研究会のご案内

第203回 東海病院管理学研究会ご案内
事前参加申し込みはこちら(12月6 日まで)

建築計画は病院の運営コンセプトを如何に実現しているか 
-病棟の計画事例を比較しながら-


 病院が建て替えられたり新たに建設されるまでには、基本構想から企画に始まり、建築計画が策定され、更に基本や実施設計がなされ建設され完成に至る長い行程が待っている。その間病院の目的や理念、運営方針等が伝達され、設計や施工に反映され、竣工後は実際に運営される方々がその実践に当たることになる。その過程で多くの担い手が伝言ゲームのようにバトンタッチしていくわけであり、齟齬が生じない事が肝要である。今回は2つの病院事例を元に、企画設計段階から実際の運営に当たる方々に登壇願い、当初のコンセプトがいかに継承され展開したかどうか、病院管理の観点で更に改善すべき事は何かについて議論を深めたい。

Ⅰ 講演
    1 常滑市民病院のケーススタディ
     1-1「コミュニケーション重視の運営方針をどう実現したか」
         橘高 宗平・荒川 康弘(日建設計)
     1-2「ナイチンゲール病床の運営効果」
         久米 淳子(常滑市民病院 看護局長)
    2 岐阜県立下呂温泉病院のケーススタディ
     2-1「公的病院初の全室個室化病棟の意義」
         山森 積雄(岐阜県立下呂温泉病院 理事長)
     2-2「全室個室を実現したユニットホールによる多床室的配置」
         篠原 佳則・東園 浩文(安井建築設計事務所)

Ⅱ. 総合討論

座 長:谷口 元(名古屋大学名誉教授)
日 時:平成29年12月9日(土)14:00〜16:00(13:30受付開始)
場 所:ウインクあいち903会議室
                名古屋市中村区名駅4丁目4-38 /JR名古屋駅桜通口徒歩5分
参加費:東海病院管理学研究会 個人・団体会員無料、その他2,000円

事前参加申し込みはこちら(12月6 日まで)

2017年6月6日火曜日

第202回研究会のご案内

第202回 東海病院管理学研究会(共催: 日本医療・病院管理学会第357回例会)ご案内
事前参加申し込みはこちら(7月18 日まで)

最適な医療、最適な介護、最適な暮らしのための
地域包括ケアシステム


 「地域包括ケア元年」と呼ばれた平成24年から5年が経過した。住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されることを目指した地域包括ケアシステムは、目標に向けて適切に進められているだろうか。地域包括ケアシステムと地域医療構想が進められているが、保健医療計画は都道府県で、介護保険事業計画は市区町村によって別々に策定されている。地域包括ケアシステムの真ん中に描かれている住まいは、本人とともに、しっかりと中心にあるだろうか。本企画においては、地域包括ケアにめぐる現状と今後の施策を確認する。そして最適な医療、介護、暮らしのための地域資源を検討し、在るべき姿に向け行うべきことを知る。それらの上で、改めて行政と医療、介護、住が行うべきことを、現実的課題として議論する。

講演1「地域包括ケアの現状とこれから」
福本 功(東海北陸厚生局地域包括ケア推進課課長)

講演2「最適な医療、最適な介護、最適な暮らしのための地域アセスメント」
土井俊祐 (東京大学 医学部付属病院 企画情報運営部)

特別講演「地域包括ケアシステム構築と地域医療構想の推進」
小林利彦(浜松医科大学医療福祉支援センター長兼特任教授)

Ⅱ. 総合討論

座 長:大西 丈二(名古屋大学大学院医学系研究科地域在宅医療学・老年科学)
    山内 一信(医療法人康誠会東員病院 認知症疾患医療センター)
日 時:平成29年7月22日(土)13:30〜16:30(13:00受付開始)
場 所:名古屋大学大学院医学系研究科 臨床研究棟地下1階大会議室
   (名古屋市昭和区鶴舞町65)
参加費:当会個人・団体会員無料、日本医療・病院管理学会員無料、その他2,000円

事前参加申し込みはこちら(7月18日まで)

2017年2月14日火曜日

第201回研究会のご案内

第201回 東海病院管理学研究会ご案内
参加を希望される場合はこちらからお申し込み下さい3月9日迄当日受付いたします)

介護者支援に求められる看護とは


 老老介護や介護離職など、介護者にまつわる状況が報道されるようになり、久しい。認知症施策推進総合戦略には認知症カフェの設置目標が示されるなど、介護者支援に向けた取り組みも始まっているが、まだ十分とは言えない。介護者は深刻な健康状態であるとの報告があるが、日々介護を行うなか時間的かつ心理的に通院が難しい介護者に対し、「治療」と「生活」の両面を支える看護がより積極的にかかわる機会は多いように思われる。介護者支援に求められる看護とは何か、皆さんと議論したいと思う。

I. 講演

1.認知症介護者の心理

鈴木 亮子(鈴鹿医療科学大学 医療福祉学科 臨床心理コース 准教授)

2.介護者支援に求められる看護とは

堀 容子   (一般社団法人ハッピーネット 代表理事、元 名古屋大学 教授)

3.介護者支援への笑み筋体操の活用

須藤 祐里(一般社団法人ハッピーネット 笑み筋体操インストラクター)

II. 意見交換

進 行:藤原 奈佳子(人間環境大学大学院 看護学研究科 教授)
日 時:平成29年3月11日(土)14:00〜16:30(13:30受付開始)
場 所:名古屋大学 大幸キャンパス 本館2階 第1講義室
          名古屋市東区大幸南1丁目1-20(名城線 ナゴヤドーム前矢田 徒歩10分)
参加費:個人・団体会員無料、会員外2,000円

参加を希望される場合はこちらからお申し込みください(3月9日迄当日受付いたします)。3月8日以降のお申し込みは、当日会場にて受付いたします。なお、登録完了のご連絡はいたしませんので、ご了承ください。