2015年9月10日木曜日

第195回研究会のご案内

第195回 東海病院管理学研究会ご案内
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愛知県立城山病院の新旧病棟を比較する見学会


 愛知県立城山病院は平成26年から全面建替え計画が開始され、計画のほぼ3分の2が平成27年中に完成し、平成28年始めに使われ始める。現在使用されている従来の南病棟は昭和32年に建設され、平成28年始めに解体され、約60年の生涯を閉じる。
 本研究会の第192回では病院建築の短命さを論じたが城山病院は精神病院という特殊性はあろうが長命の例であると言えよう。現在工事が進行中で関係方面に多大な迷惑をかけるが、60年間隔の新旧病棟の実物を見比べ、討議する研究会を企画した。
 現在施工中の新施設は愛知県病院事業庁の指揮の元に、設計監理:久米設計・アドバイサー:建築計画連合・施工:熊谷組が担当している。国の資金で医療観察法病棟が建設されるのが話題を呼んでいる。一方近く解体される旧病棟は企画指導:愛知県衛生部・基本設計:東京大学吉武研究室・設計監理:愛知県建築部・施工:銭高組である。日本建築協会の「建築と社会」1959年の病院特集に常滑・豊川・豊橋市民病院などと共に紹介されている。
 同じ施設で60年の間に病院建築が如何に変化したか見比べてほしい。多数のご参加をお待ちしています。

Ⅰ. 見学診療管理棟4階 大会議室に集合して下さい
  旧南病棟 新西病棟・医療観察法病棟

Ⅱ. 講演「長く古い施設を使い、新しい施設に期待する」
  粉川 進(城山病院院長)

Ⅲ. 討論「60年間に日本の病院建築はどう変化したか」
  コメンテーター:矢永勝美(久米設計)

司 会:柳澤  忠(名古屋大学・名古屋市立大学名誉教授)
    山内 一信 (医療法人康誠会東員病院・認知症疾患医療センター院長)

日 時:平成27年10月24日(土)午後2~5時(受付開始1時30分)

場 所:愛知県立城山病院 診療管理棟4階大会議室
      名古屋市千種区徳川山町4-1-7(地下鉄名城線自由ヶ丘駅 徒歩約5分)

参加費:個人・団体会員無料、会員外2000円

参加を希望される場合はこちらから、または電子メール・FAX・ハガキのいずれかで、(1)所属施設・部署名、(2)参加者氏名、(3)連絡先TEL・FAX 番号 メールアドレスを、10月19日迄に事務局へご連絡ください。(Webページからのお申し込み以外については、登録完了のご連絡はいたしません。ただし、会場収容人数の関係上参加をお断りする場合のみ、お申し込み後3日以内にご連絡致します。ご了承ください。)