2014年6月25日水曜日

第190回研究会のご案内

第190回 東海病院管理学研究会 のご案内
(共催:日本医療・病院管理学会327回例会)

地域医療連携におけるデータの利活用


地域包括ケア推進のため、地域医療連携の重要性が言われて久しい。連携のあり方を論じるには、データの利活用による地域の実態を正しく把握する必要があるにも関わらず、理念やあるべき論のみが先行している。また、実際の連携においては、地域医療連携におけるさまざまな立場の人々が、どのようなデータを利活用していこうと考えているのかを相互に理解することにより、一方向の連絡ではなく双方向の連携が完成する。このように地域医療連携においては、さまざまな観点からデータの利活用が求められていると言える。そこで本研究会では、まず松田晋哉先生に医療の実態をデータに基づいて把握する重要性と、それを踏まえた今後の地域医療についてご解説いただく。次に大学病院からみた連携のあり方を水野正明先生に、そして在宅医療を行う立場からみた連携のあり方を牧靖典先生に論じていただく。最後に、多職種が在宅療養者の医療的なニーズを把握しデータ化したうえで共有するイエローカードシステムについて、天野寛先生よりご説明いただき、地域医療連携におけるデータの利活用について論じたいと考えている。

I. 講演(午後2時30分~3時40分)

1.「データに基づいた医療実態とこれからの地域医療」
  松田 晋哉(産業医科大学)

2.「大学病院から見た地域医療・福祉(介護)連携の在り方」
  水野 正明(名古屋大学)

3.「地域包括ケアシステムにおける在宅医療連携」
  牧 靖典 (東名古屋医師会)

4.「多職種の連携のためのイエローカードシステム」
  天野 寛 (中京学院大学中京短期大学部/愛知県医師会総合政策研究機構)

II. 討論(午後3時50分~4時30分)

司 会:白鳥 義宗(名古屋大学医学部附属病院 メディカルITセンター)
     山内 一信(康誠会東員病院認知症疾患医療センター)
日 時:平成26年7月26日(土) 午後2時〜4時30分 (受付開始 午後1時30分)
場 所:栄ガスビル501会議室(名古屋市中区栄三丁目15番33号)
* アクセス http://www.gasbldg.net/access/access_sakae.html
参加費:本研究会会員ならびに日本医療・病院管理学会員 無料(会員外 2,000円)

参加を希望される方は、こちらのお申し込みページから、またはFAX・ハガキ・電子メールのいずれかで、(1)所属施設・部署名、(2)参加者氏名、(3)連絡先TEL・FAX 番号 メールアドレスを、下記事務局までご連絡下さい(登録完了のご連絡はいたしませんが、会場収容人数の関係上参加をお断りする場合のみ、お申し込み後3日(平日)以内にご連絡致します。ご了承下さい)。

東海病院管理学研究会
【事務局】
〒450-0011 名古屋市中区大須3-30-6 大須301ビル5階 大須メンタルクリニック内
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FAX: 050-3488-1865
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