2024年5月6日月曜日

第226回研究会のご案内

 第226回 東海病院管理学研究会

精神科病院における療養環境
~阪南病院の全室個室病棟とアート導入~


 過去の研究会において、病室個室化及び全室個室病棟は、第203回(2017年)、第209回(2019年)、第218回(2022年)と度々テーマにあげられてきた。医療空間におけるアートやデザインについては、第200回(2016年)、第218回(2022年)にて語られてきている。大阪府堺市にある医療法人杏和会阪南病院は2024年年初より精神科病院において全室個室病棟を完成させ運営を開始した。また、「Art with Hospital」というコンセプトのもと、病棟のいたるところにアートを導入し、精神病院における療養環境の向上を意図したものとなっている。

 今回、阪南病院のスタッフと設計者から、完成した病棟の狙いと整備について紹介いただき、病室個室化及びアートの導入について、多彩な皆様と議論できるよい機会になると良いと思い企画しました。


開会の挨拶

山内 一信(東海病院管理学研究会・会長)

趣旨説明

篠原佳則(株式会社安井建築設計事務所・執行役員)

講演1 病棟個室化の流れ

小菅瑠香(芝浦工業大学建築学部・准教授)

講演2 阪南アドヴァンス「治療空間の進化を目指して」

池田孝司(医療法人杏和会阪南病院・事務長)

講演3 全室個室病棟の実現とArt with Hospital

小田祐司(株式会社安井建築設計事務所設計部・主事)

パネルディスカッション

話題提供「ヘルスケアアートの潮流」

鈴木賢一(名古屋市立大学・特任教授)


司 会: 恒川 和久(名古屋大学大学院工学研究科・教授)

日 時: 令和6年5月18日(土)13時〜16時

会 場: 名古屋大学東山キャンパス オークマ工作機械工学館(オークマホール)

    および、オンライン配信(詳細はご登録後にお知らせいたします)

参加費: 個人・団体会員無料、会員外2000円


事前参加登録が必要です

https://tokaiha226.peatix.comからお申し込みください。登録が困難な場合は、事務局までご相談ください。5月16日(木)あるいは定員に達しましたら、参加登録を終了する予定です。なお、チケット発行設定の都合上、定員に達した後あるいは事前登録の期限後に参加登録を再募集することもあります。

オンライン配信について

オンライン配信は補助的に行うものであり、会場の様子を完全に配信するものではないことをご理解ください。可能でありましたら、会場でのご参加をおすすめいたします。

東海病院管理学研究会事務局

〒480-1197 長久手市片平2−9 愛知淑徳大学 食健康科学部

加藤憲研究室内 http://tokaiha.umin.jp

E-mail: tokaiha-office@umin.ac.jp FAX: 050-3488-1865

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